役立つ資格と考慮するべきこと

プログラマーとして働くなら、まず資格を取ってみるのもいいだろう。

なぜなら、システム開発全体に対する知識が不足しているからだ。試験問題はシステム開発のベテランが作成しているので、勉強するという観点で取り組むのは正しいだろう。ただし、資格がスキルアップにつながるかというと、そうとは言い切れない。資格試験は、基本的に実務を考慮して作成されていないからであり、実務に役立つ資格は存在しないのだ。

もちろん、全く役に立たないことはないし、プロジェクト参画時に有利に働くので資格を取っておくこと自体は正しい。

だが、貴重な睡眠時間を削ったり、自腹を切って費用を捻出したりすることには疑問が残る。前述したように、資格取得のための勉強は実務にはあまり役に立たない。実利があるかどうかを考慮したうえで、行動を取るべきだ。資格取得については、費用を負担してくれる企業も多いので、自分の勤め先にそのような制度がないか確認すること必要だろう。現状、対応してくれなくても、こちらから働きかけることで変化があるかもしれない。

目的を資格取得に絞るならば、いろいろと考えられる点もある。

狙い目は、新たな資格創出のタイミングや試験制度の変更だ。新しい資格が作られる場合は、資格自体の普及を考えて、初めは取得条件が甘くなる場合が多い。また、試験の内容が大きく変わる場合も、合格基準が定まっていないことがあるので容易に合格できるケースもある。合格率は公式ホームページで簡単に確認できるので、見てみるといいだろう。